赤ちゃんの車で起きやすい事故とその予防策
赤ちゃんとのドライブは楽しい時間ですが、特有のリスクも伴います。赤ちゃんの安全を守るために、起きやすい事故の種類とその予防策について理解しておくことが重要です。
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多発事故6選
1. チャイルドシートの使用ミス
事故例:
- チャイルドシートが正しく取り付けられていないため、急ブレーキや衝突時に赤ちゃんが怪我をする。
- チャイルドシートのベルトが緩んでいたり、赤ちゃんの体型に合っていなかったりするため、赤ちゃんが脱落する。
予防策:
- 取扱説明書の確認: チャイルドシートの取扱説明書をよく読み、正しく取り付けましょう。取り付け後は再確認を行います。
- 専門家のアドバイス: 購入時に専門スタッフに取り付け方法を確認し、定期的に点検してもらうことをお勧めします。
- 適切なサイズの選択: 赤ちゃんの体型に合ったチャイルドシートを選び、成長に合わせて調整しましょう。
2. 車内の誤飲・窒息
事故例:
- 運転中の揺れてる車内でのおかしや食べ物は噛みきれずに大きいままで誤って飲み込んで窒息する。また、小さなおもちゃなどを誤って飲み込んでしまう。
予防策:
- お菓子等は車が止まっている時や休憩中に食べましょう。食べる際は必ず見守りましょう。
- 車内の整理整頓: 小さな物や危険な物は赤ちゃんの手の届かない場所に保管します。
- 安全なおもちゃの選択: 車内に持ち込むおもちゃは、誤飲のリスクがない大きさのものを選びます。
- 監視の徹底: 運転中でも、助手席に大人が座り、赤ちゃんを常に見守るようにしましょう。
3. 熱中症・脱水症状
事故例:
- 夏の車内で赤ちゃんが熱中症や脱水症状になる。
予防策:
- エアコンの使用: 車内の温度を適切に保つために、エアコンを利用しましょう。
- 頻繁な水分補給: 赤ちゃんにこまめに水分を補給させます。
- 休憩の計画: 長時間のドライブでは、定期的に休憩を取り、赤ちゃんが涼しい場所で休めるようにします。
- 時間の調整:涼しい朝方に出発するなど、時間の調整を行うことでも暑さ対策となります。
チャイルドシートに暑さ対策しよう
4. 駐車場での事故
事故例:
- 駐車場でドアの開閉時に他の車にぶつかったり、赤ちゃんが車の外に飛び出したりする。
予防策:
- 安全な場所での乗降: 駐車場の人通りが少ない場所を選び、赤ちゃんを車から降ろす際には特に注意します。
- 手をつなぐ: 赤ちゃんを車から降ろす際には、必ず手をつないで安全を確保します。
- 周囲の確認: ドアを開ける前に周囲の安全を確認し、急に飛び出さないように注意します。
5. 赤ちゃんのぐずりによる運転の注意散漫
事故例:
- 運転中に赤ちゃんがぐずり、注意をそらされて交通事故が発生する。
予防策:
- 助手席の同伴: 可能であれば、もう一人の大人が助手席に座り、赤ちゃんの世話をする。
- 休憩のタイミング: 赤ちゃんがぐずったら、無理をせず適切な場所で停車し、落ち着かせてから再出発します。
- エンターテインメント: 赤ちゃんのお気に入りのおもちゃや音楽を用意して、ぐずりを予防します。
6. ドアや窓の指挟み事故
事故例:
- ドアを閉める際に赤ちゃんが手や指を挟む。
予防策:
- 注意喚起: ドアや窓を閉める前に赤ちゃんの手足が安全な位置にあることを確認します。
- チャイルドロックの活用: 車のドアにチャイルドロックをかけて、赤ちゃんが自分で開けられないようにします。窓も勝手に操作できないようロックをかけときましょう。
まとめ
赤ちゃんとのドライブには特有のリスクが伴いますが、事前に対策を講じることで多くの事故を防ぐことができます。安全第一で、楽しいドライブを楽しんでください。赤ちゃんの安全を守るために、常に注意を払い、必要な準備を怠らないようにしましょう。
安全対策しよう